第34回全国(国際)大会のお知らせ

 台湾の中央に位置する台中市は、台湾で二番目の大都市へと成長を遂げました。古くから交通の要所として発展してきた陸・海路はもとより、直近では台中清泉崗空港が国際空港に登録され、ソウル、沖縄、広州、深セン、香港、ホーチミン、ハノイなどに加え、2018年6月より東京成田への定期便運航が開始されました。
 古くから台湾経済を支え、全世界の各産業に貢献し「60キロの精密機械エリア」と称されてきた中部工業エリアには現在、10か所の工業パークが建設されています。これら工業パークには、台湾を代表する自転車・工作機械・部品産業の七割が生産本部を、またLARGAN・CANON・Asia Optical等の光学産業、TSMC・SPIL等の大手電子産業の多くが大規模な生産拠点を設けており、今日では機械・光学・電子産業にとって最適な、産業集積地として発展しています。
 また、台湾製造業界の将来の展望として、世界的リショアリングの流れから価値創造の重要性を再認識し、顧客価値創造に向けた取り組みを進めている他、台中市は今後五年間で工業パークの増設や低炭素・スマート・イノベーションをテーマとした経済貿易パークの建設計画を進め、持続可能な発展に対し極めて大きな可能性と潜在能力を備えていると言えます。
 前回、2010年に開催された国際大会(統一論題「アジアのものづくり経営と日台協働」)につづき、第2回目の国際大会となる今大会では、統一論題:「ことづくり」時代の工業経営~日台共創の視点より~をテーマに、日台協働を超える日台共創の現状を探り、ものづくりの新たな進化、ことづくりの可能性を検討していきます。大会プログラムでは、一日目に、自転車・工作機械・光学と半導体の各産業より選出された企業を訪問、生産現場の見学を通じて台湾製造業の「今」に触れていただきます。二日目のフォーラムでは統一論題に沿った特別記念講演や、各産業のバラエティーに富んだ自由論文報告が行われます。
 是非、この機会を通じて台中を訪れ、有意義な時間を過ごしていただけますよう、会員の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

第34回全国(国際)大会準備委員会委員長 劉仁傑(台湾・東海大学)

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第34回全国(国際)大会のお知らせ