工業経営研究学会全国大会を終えて
工業経営研究学会第29回全国大会を北海学園大学で開催いたしました。全国から多くの会員参加いただき無事に終了したことのご報告を大会実行委員を代表して申し上げます。大会は、本年9月10日より12日までの3日間札幌にあります北海学園豊平校舎で行われました。今回の工場見学は、札幌市の「土谷製作所」でした。牛から絞った生乳をためる「バルク・クーラー」を作る北海道らしい会社を訪問することができ、翌日土谷敏行社長のモノづくりと人づくりの実践を講演していただきました。また、本年の統一テーマは羽石寛寿会長の3年間続けてきました「工業経営研究は今、何ができるのか、何をしなければならないのか」でした。このテーマの下で2つの統一論題報告とシンポジュームが行われ、22の自由論題が行われ、実りある議論が行われました。
さて、大会は学会活動の一つの節目になるものです。今年は3年間の大きな節目となる理事の改選が行われました。理事選挙に引き続き新理事会が開かれ、明治大学の風間信隆先生が新しい会長に選ばれました。
最後に支えてくださった方々、特に大会に参加し議論をたたかわせた皆様に感謝をしつつ、次期開催校にバトンを渡したいと思います。ありがとうございました。
大会実行委員長
大平義隆