理事会議事録2011年03月11日
3月11日に行われた東日本部会の工場見学・インタビュー終了後、神奈川工科大学エクステンション・センターにおいて午後4時から午後6時まで以下のような報告・審議事項をめぐって理事会を開催した。
- 海道 進先生ご逝去の件について
- 貫会長より、6月4日に「海道 進先生を偲ぶ会」(神戸大学六甲台学舎)が開催される旨説明があり、会長が学会を代表して出席することが承認された。また4月発行予定の「ニュースレター」に会長の追悼文を掲載することも併せて報告され、承認された。
- 第26回全国大会について
- 地代副会長より、2011年度の第26回全国大会(摂南大学・寝屋川キャンパス)開催について、大会日程と統一論題テーマ「変革に応える工業経営研究の確立」の報告があり、審議の後承認された。なお、今後の全国大会開催校についても意見交換がなされた。
- 新入会員・退会会員の承認
- 風間副会長より、2010年12月末までの新入・退会会員の報告があり、14人の入会と18人の退会が承認された。
- 2010年度決算について
- 風間副会長より、2010年度決算について報告があり、審議の後承認された。なお、次期繰越金は、当初の787,468円から1,236,999円になった。
- 2011年度予算について
- 風間副会長より、2011年度予算について報告があり、2010年度決算での次期繰越金が当初の787,468円から1,236,999円になったことから、その変更を内容とする2011年度予算補正が提案され承認された。
- 学会賞・研究奨励賞候補者拡大について
- 貫会長より、学会賞・研究奨励賞候補の拡大について説明があり、理事を中心として候補作品情報を委員長の表先生に寄せてもらう依頼を行うとともに、学会誌ニュースで会員にも広く広報を行うことが承認された。
- 論文審査運営委員会委員長交代について
- 貫会長より、標記委員会委員長が関東学院大学の池内守厚先生から北海学園大学の大平義隆先生に交代することが説明され、承認された。
- 学会誌頒布に関する内規について
- これまで事務局に学会誌の頒布について要請がなされてきたが、頒布価格について明確な基準はなかった。今後、そうした頒布希望の要請がさらに出てくる事態 が想定されるため、頒布価格を定めておく必要があるとの判断に立って、会員と非会員との公正性の観点から①事務局保存用の3部を残して希望者に学会誌を販 売することとし、②その頒布価格(送料込)は院生会員の年会費(4千円)とすることを柱とする内規改正について地代副会長より提案があり、審議の後承認さ れた。
- (参考)
- 東日本大震災を引き起こしたマグニチュード9.0の大地震後の余震のなかでの理事会であり、会場としてお借りした神奈川工科大学エクステンション・セン ターの壁には、多くのひび割れが見られた。理事の多くは帰宅難民となり、避難所(中学校体育館)や喫茶店で一夜を過ごすことになった。