第12期理事会 2022年度第1回理事会 議事録

日 時:2022年9月8日(木)11:40~12:35
場 所:ZOOM
議 長:大平義隆(会長、北海学園大学教授)
出席者:秋野晶二、天笠道裕、池田武俊、宇山翠、大平義隆、黒澤俊朗、田中史人、中川誠士、中瀬哲史、中島洋行、那須野公人、羽石寛志、藤野真、藤原篤志、村上喜郁、李超(五十音順・敬称略)

【報告事項】

  1. 学会誌編集委員会活動(秋野)
    (1) 印刷会社の変更
    ・秋野委員長より、既に理事会で了承された印刷会社の変更について、報告がなされた。
    ・清風印刷様廃業に伴い国際文献社に印刷会社を変更
    (2)学会誌編集状況
    ・36巻2号学会誌の編集状況、37巻1号、37巻2号学会誌の編集計画について報告がなされた。
  2. 論文審査運営委員会活動(中瀬)
    ・36巻2号学会誌の論文査読状況について報告がなされた。
    ・投稿論文 4 本、うち3本掲載、9 月末日発行予定
  3. 会員表彰選考審査委員会活動(中川)
    ・会員表彰選考審査状況について報告がなされた。
    ・研究奨励賞、若手研究者賞:推薦なし
    ・学会賞:2点の推薦があり、審査の結果、学会賞の表彰がなし
  4. 第37会全国大会(池田)
    ・第37回全国大会の準備状況、開会式やオンライン工場見学等のプログラム、メーリングリストの脆弱性の問題について報告がなされた。
  5. 会員異動(事務局)
    ・新規入会者が7名、退会者が27名、逝去者が1名であることが報告された。それに伴い、大平会長より、物故者・平松茂実氏に対して黙とうを会員総会で行うことについて提案がなされ、承認された。
  6. 次年度の全国大会(大平)
    ・現在が準備中であり、対面開催を目指すことが報告された。

【審議事項】

  1. 学会誌投稿規程の変更(秋野)
    ・秋野委員長より、既に理事会で了承された投稿規程第4条と第6条の変更について、配布資料に基づき、以下のとおり報告がなされた。投稿規程第4条と第6条の変更について、会員総会で審議されることになった。
    1)投稿規定第4条の修正:混乱を除き、超過分の実費徴収の手間を省くため、投稿枚数の規定を変更する。
    第4条 「・・・原則として、招待論文並びに査読論文は12頁以内(18頁を上限とする)、その他(書 評、調査報告)は6頁以内とする。」
    ➡「・・・招待論文並びに査読論文は18頁以内、その他(書評、調査報告)は6頁以内とす る。それ以上の超過をした場合には、論文を受理しない。」
    2)投稿規定第6条の修正:現在、デジタルファイルに加え、現物での送付もしてもらっていた。実質的にこの現物は利用されておらず、他学会でもすでに現物のやり取りをしているところはあまりない。
    第6条「論文投稿の際には、まず、以下の2点を指定されたメールアドレスに送信する。・・・・次に、 印刷された原稿と投稿申請書を各1部、指定された送付先に送付する。」
    ➡「次に、印刷された原稿と投稿申請書を各1部、指定された送付先に送付する。」を削除。
  2. 学会誌の電子化(秋野)
    ・秋野委員長より、既に理事会で了承されたJ-Stage登録と学会誌の電子化について、配布資料に基づき、以下のとおり報告がなされた。学会誌の電子化に関しては、まだ検討課題が多いが、今後電子化することを会員総会で審議されることになった。
    ★前理事会からの引継ぎ事項として検討。
    ★新印刷会社と電子化対応について議論をし、J-Stage 登録と学会誌の電子化を選択。 会長が、理事会判断で進め、総会での事後承諾を得ることが適当と考え、理事会で承認。
    ★電子化への移行の理由:1)コスト的に有利、2)時代の要請、3)そのほか、である。
    ▶検討課題
    1)著作権の規程の整備の必要性について
    2)掲載範囲の決定
    +①査読論文、②+その他(書評、調査報告)、③+招待論文、④巻頭言、編集後記、⑤
    全公開
    +掲載しない記事をどうするか:学会通信掲載?
    3)最新刊の公開のタイミング:①即時公開、②1 年後、③2 年後など
    4)バックナンバー公開:①実施しない、②今後検討、③実施 ③-1 全号公開、③-2 pdf がある号のみ
    5)著作権問題
    +公開する場合については、著作権の規程ができる以前の論文について、著者に諾否の確認が必要。
    +規程整備の必要性:別規定にするかどうか。
    6)冊子刊行問題と予算問題
    +冊子刊行問題:①冊子即時廃刊(電子化のみ)、②一定期間冊子と併存、③冊子刊行継続
    +予算:①印刷・郵送のみ、②印刷・郵送+電子化、③電子化のみ
    7)Jstage 登録および電子化に伴う作業
    +初期登録→3 か月ほど(国際文献社に依頼、費用 1 万円程度)
    +毎回の作業:①編集委員会、②別組織の設置、③国際文献社に依頼
  3. 工業経営賞の表彰(大平)
    ・既に理事会で了承されたオンライン工場見学先(栃木精工株式会社)への工業経営賞贈呈について報告がなされ、、会員総会で審議されることになった。
  4. 2021年度会計決算(中島)(藤原)
    ・中島会計担当理事より、配布資料に基づき、決算書の収入と支出、および貸借対照表の借方と貸方の金額について報告がなされた。会費収入が前年と比べて約53万円ほど減少していることは、学会費の請求書類の送付日が従来よりも遅くなり、6月中旬になったことによるものであることが説明された。そして、6月30日で一度会計を締めるため、7月1日以降に納付された学会費は、2022年度の会計に含まれることになるため、2022年度の決算では、21年度と比べて金額が大幅に増加することが予想されることが説明された。収入の部の決算額が5,514,165円であることが報告された。支出の部の決算額が1,747,465円であること、次期繰越金が3,766,700円となることが報告された。
    ・藤原会計監事より、決算の監査報告に関して、通帳や領収書を確認し、間違いないことが報告された。
  5. 2022年度会計予算案(中島)
    ・中島会計担当理事より、配布資料に基づき、2022年度会計予算案について報告がなされた。前期収入の部の予算額が1,731,010円であり、前期繰越金が3,766,700円であり、合計5,497,710円であることが報告された。支出の部の予算額が2,640,000円であり、次期繰越金が2,857,710円であることが報告された。2022年度会計予算案について確認が行われ、承認がなされた。

以上